STORY



それは、君の名前?――本当に?
SCENE1
砂漠の旅芸人のダリアとレンナール。
ダリアは役者として、レンは物書き見習い兼見張り番としてそれなりに働いていた。
そこへ突然シンディと名乗る女性が現れ、ダリアをこの『デザートエリア』とは別のエリアへと誘う。
しかしエリア間の移動は世界の理に反する。そんなことは叶うはずがない…

SCENE2
エリアラインを越えて『アリステルエリア』へとやって来た3人。
ダリアとレンは仲違いをしたまま、お互いに話す機会を見失っている。
雇用主が住まうという屋敷に到着したとき、そこで待ち受けていたのは幼い少女・アリスだった。
動揺を隠せない2人だが、やがてレンの言動が原因でケンカが再発することとなり…

SCENE3
アリスの兄リリフとも出会い、屋敷の人々と賑やかに交流するダリア。
最近屋敷内に出現している『侵入者』は行く手を阻む者を容赦なく傷つけるという話を耳にする。
その夜、アリス付きの預言者であるクウランなる人物が行方不明になるという事件が起こる。
ダリアも捜索に一役買おうとして、シンディとアリスにきつく止められるが…

SCENE4
姿こそ見えないものの、ダリアたちの前に声となって現れた双神はアリスの存在を証明する。
それでも半信半疑のダリアとレンは様々な疑念を晴らそうとクウランに問いかける。
その中で明らかになるアリスがダリアを必要とした理由。また、ある人物に関する不意な事実。
屋敷に残りアリスの為に働くことを決意したダリアは、夜の廊下でリリフと鉢合わせる…

SCENE5
アリスに聞かせる物語を仕入れるため旅に出たダリアたちは未知のエリアへたどり着く。
そこは大空が広がる下、人々は土の中に街を作って暮らすという不可解な場所である。
ダリアたちは小さな劇場を発見し、懐かしさと情報収集の目的から中へ入る。
しかし暗闇と人ごみに紛れ、何者かがダリアを攫っていく…

SCENE6
ダリアたちは更なる物語を得るため、別なエリアへと足を踏み入れる。
だがその様子を一般人に見られてしまい、3人はその少年捜しに奔走する。
・・・
少年・フリートを連れ、それぞれに懊悩しながら屋敷へ戻るダリアたち。
クウランはフリートと出会うなりその術力をもって彼を排除しようとする。
やがてその力の波に飲まれたダリアは意識を失い…















(引き離される)

(どんどん遠くに)


(とても声の届かない場所)




(指も触れ合わない、彼方)




(ひとり)













And you must see the new world...